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彩夏の “みんなに笑顔を”

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《27》 伽藍堂のような心に空しさが広がった
2003年 9月2日 火曜日 さまざまな検査の結果、小児がんの一種であるユーイング肉腫という病名が分かりました。 腫瘍も大きく、大事な神経を複雑に巻き込んでいたので、手術のできる状態ではありません。 まずは、抗がん剤で腫瘍を小さくすることに。...
2013年7月30日読了時間: 4分


《26》 14歳に訪れたがん
8月末 大学病院の整形外科へ移り、2週間が経とうとしています。 病院のベッドで横になり、代わり映えのしない景色を眺めて過ごすうちに、2学期が目前へと迫ってきました。 時間の流れに逆らうように私の心の色は、相変わらず昼と夜とで明暗はっきりと分かれたまま。...
2013年7月24日読了時間: 3分


《25》 消灯後の病室で、ひとり涙を流す
8月5日 火曜日 から 8月18日 月曜日 晴天にめぐまれ、夏らしく気持ちのいい朝。 前夜、救急車で病院へ運ばれた私は、救命救急センターのベッドで一夜を明かしました。 いつになく スッキリとさわやかな目覚め。 昨日のドタバタがまるで他人事のような錯覚を覚えるも、ずっしりと重...
2013年7月15日読了時間: 4分


《24》 ベッドの上でなぜか穏やかな気持ち
8月4日 月曜日 のつづき、その3 部活のステージ演奏を終えて 眠りについていたところを激痛が襲い、救急車で病院に運ばれた 私。 付き添ってくれていた母と弟が家に帰ったので、ひとり天井を見つめ、救命救急センターのベッドに横になっています。...
2013年7月9日読了時間: 3分


《23》 救急車が呼ばれ、そして病院へ
8月4日 月曜日 のつづき、その2 限界ギリギリの身体でステージに立ち 演奏も無事におわり、解散。 演奏中の記憶は鮮明に残っているのに、どうやって家に帰ったのか、後片付けはしたのかなど、まったく思い出せません。 家に着いた私は、ベッドに倒れ込み 早い時間から眠っていました。...
2013年7月1日読了時間: 4分


《22》 家族ために精一杯の演奏
8月4日 月曜日のつづき。 午後からは、地元のお祭りに 部活で出ることになっています。 マーチングを披露するのですが、本番まで あと5時間。 朝起きて 立ち上がろうとした私は、崩れ落ちるように倒れ、立てなくなっていました。...
2013年6月24日読了時間: 4分


《21》 最初は「異常なし。様子をみましょう」
8月2日 土曜日。 本番(地元のお祭りでのステージ演奏)まで、あと2日。 痛みでほとんど眠れない数日を経て、診察の日になりました。 うちの近所には、3次救急まで対応する 大きな病院が2つあります。 大学病院に行くほどではないだろうと、そのうちの...
2013年6月17日読了時間: 4分
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