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彩夏の “みんなに笑顔を”

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《110》 小児がん患者、どう支援する?日韓、方向性の違い
一昔前、小児がんは治癒率の低さから不治の病と言われていましたが、医療の進歩によって8割ほどの命が助かるようになりました。それに伴ってさまざまな問題が顕在化している側面があり、それらにどう向き合い、どう支援するかが問われています。シンポジウムに参加して、日本と韓国の患者支援に...
2016年7月12日読了時間: 7分


《109》 互いの存在が「生きる力」に 日韓の小児がん患者らが交流
「小児がん」――。子供が発症する、さまざまながんを総称する言葉です。今年4月、日本と韓国の小児がんの患者や家族、医療者などが集まる交流会が韓国・釜山で開かれました。情報や意見などを交換することが目的です。学びの場であることはもちろんですが、国や言葉が違っても、皆小児がんと向...
2016年6月7日読了時間: 7分


《108》 災害弱者の支援名簿、有効活用を 熊本地震受けて
熊本地震のあった週末が明けた月曜日、職場で次のような話が話題にのぼりました。「そういえば、『災害時要援護者名簿』って、あったよね? あれって、今回の地震で活用されたの?」 車いす被災者の困難 震度5強を受けて考えたこと 私にこう問いかけたのは、難病関係の話題に明るい方でした...
2016年5月16日読了時間: 4分


《107》 車いす被災者の困難 震度5強を受けて考えたこと
今回の熊本地震は、熊本県をはじめ、大分・福岡・佐賀県など広い範囲へ被害を及ぼしました。私の住む福岡県久留米市でも、大きな揺れが観測されました。 災害はどんな人にも等しく降りかかりますが、とりわけ災害弱者(注1)と言われる人たちの避難生活には大変な苦労が待ち受けています。車い...
2016年4月26日読了時間: 6分


《106》 階段あるのに「バリアフリー」? 車いすの物件探しは多難
車いすで生活をしている私が、一人暮らしをはじめる。そんなことを仮定してみました。 そして、家探しは困難を極めることを実感しました。 就職して4年目。今春は異動対象だったので、もしもに備えて簡単に"物件探しのシミュレーション"を試みました。しかし、結果は悲惨なものです。出だし...
2016年4月11日読了時間: 5分


《105》 描きたいキャリアプラン でも選択肢がどんどん狭まって……
年度が変わろうとしているこの時期は、人事異動の季節です。学校や会社など、1年の区切りを年度で設けているところも多いのではないでしょうか。私の勤め先では、4月1日の発令で異動が行われるのが通例です。内示を目前に控えた今(3月22日)、胸の内は穏やかではありません。...
2016年3月29日読了時間: 3分


《104》 寒さは強敵! 来冬への備えはもう始まっています
春の訪れが間近です。2月13日から14日にかけて、四国を皮切りに関東、北陸、東海、中国地方と、さまざまな地域に春一番が吹きました。九州でも確実に日が長くなっています。とくに夕方5時くらいの空が明るいと、なんとなく心弾む私がいます。...
2016年3月15日読了時間: 3分


《103》 車いすでの通勤、大雪に阻まれました
まだまだ寒い日が続きます。車いすユーザーにとって、相性の悪い天候ナンバー1は「雪」なのではないでしょうか。雪深い日には、足腰の立つ人でも細心の注意を払わなければなりません。ましてや、車いすユーザーにおいては外出そのものを阻む要因にもなり得ます。...
2016年3月1日読了時間: 3分


《102》 「痛みスケール」を久留米弁で表現したら
日本列島、津々浦々。北から南まで、さまざまな方言が存在しています。そのそれぞれに特徴があり、みなさん、お国言葉には愛着を持っているのではないでしょうか。標準語を話す人から見れば、ちょっとした憧れを抱くなんてこともあるかもしれません。前回につづいて、"方言と医療"についてです...
2016年2月23日読了時間: 2分


《101》 「よーらしとった」は「よく注意してた」? 医療の場で注意したい方言
日本では全国各地でさまざまな方言が使われています。標準語とかけ離れた言い回しや発音・アクセントのものも多く、日常生活の中で言葉が通じなかった経験のある方も多いのではないでしょうか。それが病院での診察や入院時だとしたら、言葉の食い違いから大変なことになってしまうかもしれません...
2016年2月9日読了時間: 3分


《100》 植物状態、もしも私だったら…
植物状態――。外傷や病気による脳損傷で大脳の機能は失われているけれども、生命維持にかかる機能は残存、自発的な呼吸・循環・消化のある状態を指します。医学的には遷延性意識障害(せんえんせいいしきしょうがい)と言われ、自力では動けず、食べられず、意味のある言葉をしゃべれない、意思...
2016年1月18日読了時間: 4分


《99》 災害時もエレベーターで避難?
みなさんの職場で、消防訓練が行われることがあると思います。以前、私の勤め先でも訓練がありました。 職員の約3分の1が動員されるのが通例で、私はそれまで、訓練には不参加の通常勤務組でした。大切な訓練とはいえ、営業時間中に実施されるため、さすがに職員総出というわけにはいきません...
2015年12月8日読了時間: 4分


《98》 健診結果はD、でも私には……
職場で実施されている、年に1度の定期健康診断。 労働安全衛生法等により義務づけられていることから、会社に勤めている人の定例行事です。 私の勤め先でも、その時期がやってきました。 実施形態は、だいたい下記の2パターンに分けられると思いますが、私の勤務先は例年後者です。...
2015年9月22日読了時間: 3分


《97》 真に役立つ相談支援のカタチって?
来たる8月26日、「地域統括相談支援センターで変わるがん相談」と題したシンポジウム(http://www.jcancer.jp/can-navi/symposium2015/)が東京で開催されます。 私は昨年度から、がん医療における相談支援の在り方を考えてきました。...
2015年8月17日読了時間: 3分


《96》 レジャーに、災害時に……心強いJINRIKI
6月上旬、全国の女性議員を集めた政策研究会が、自由民主党女性局の主催で行われました。 丸2日間にわたってみっちり組まれている講義のひとつに入っていたのは、JINRIKI(じんりき)の実演会です。 「JINRIKI」とは、車いすの前輪を持ち上げながら引くことのできる“棒=けん...
2015年7月3日読了時間: 4分


《95》 わたしの血管よ、あなたはどこ?
3月に風邪をひいて以降、体調の思わしくない日々がつづいています。 微熱が落ち着いたかと思えば、しばらくすると腰痛がひどくなりました。 それも治まり一安心していたら、次にやってきたのは、めまいです。 先週、突然のひどいめまいで起き上がれなくなったときのこと。...
2015年5月22日読了時間: 3分


《94》 心からの「おめでとう!」をSさんへ
5月、過ごしやすい季節になりましたね。 私の勤め先では、省エネのために軽装を促すクールビズがはじまりました。 職員の装いも黒い背広から白いシャツへと移り変わり、職場の雰囲気が明るくなった気がします。 仕事と体調管理で四苦八苦しているうちに終わってしまった、3月・4月。...
2015年5月11日読了時間: 3分


《93》 支払いできるICカード、障害者の味方
とっても便利な決済機能付きICカード。 実は、その便利さを顕著に感じているのは、障害者なのかもしれません。 SuicaやPASMOに代表される交通系ICカードは、改札の読取機にピッとかざすだけで精算ができる優れものです。...
2015年4月10日読了時間: 3分


《92》 コルセットは身体の一部
慌ただしい年度末も終わり、新年度がはじまりました。 新しい生活を迎え、環境に変化のあった方も多いのではないでしょうか。 3月は、あっという間に過ぎ去った感があります。 私は寝込むに寝込めず、中途半端な風邪を3月いっぱい引きずっていました。...
2015年4月3日読了時間: 3分


《91》 快適な丸坊主ライフ
髪の毛が抜けてしまうのも、化学療法による副作用の一つです。 前回は、脱毛という副作用をどう受け止めたかなど、髪が抜けるまでの出来事を書きました。 髪の毛を1万本数えちゃうなんて変わった子だと思われていそうですが、引き続き「脱毛」の話題です。...
2015年3月6日読了時間: 3分
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