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彩夏の “みんなに笑顔を”

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《113》 入院して気づいたこと リンパ浮腫の治療を受けて
2017年、このコラム「彩夏の"みんなに笑顔を"」も5年目に入りました。年もかわり、気持ちも新たに書き進めていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 がん治療の後遺症で手足がむくむ「続発性リンパ浮腫」の診断を受け、約1ヶ月の入院治療がはじまったのは昨年の1...
2017年1月24日読了時間: 5分
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《112》 続発性のリンパ浮腫って? 診断までの道のり
今、私がいるのは病院のベッドの上――。両腕は包帯でぐるぐると巻かれ、さながらミイラ人間です。 かかりつけの大学病院からリンパ浮腫の専門病院へ紹介されたのは、11月初めのことでした。そこでの診察の結果は、ほぼ「続発性リンパ浮腫」で間違いないだろうとのことです。放っておいてもつ...
2016年12月4日読了時間: 3分
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《111》 車いすでの移動、「寺院観光」で一波乱
今年4月に参加した小児がん関係者たちの日韓交流は、韓国・釜山で行われました。前回・前々回のコラムではシンポジウムの発表や学んだことなど、真面目な内容がつづきましたが、実はハプニング満載の珍道中だったのです。 ■観光名所で「どうしよう」...
2016年9月16日読了時間: 5分
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《110》 小児がん患者、どう支援する?日韓、方向性の違い
一昔前、小児がんは治癒率の低さから不治の病と言われていましたが、医療の進歩によって8割ほどの命が助かるようになりました。それに伴ってさまざまな問題が顕在化している側面があり、それらにどう向き合い、どう支援するかが問われています。シンポジウムに参加して、日本と韓国の患者支援に...
2016年7月12日読了時間: 7分
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《109》 互いの存在が「生きる力」に 日韓の小児がん患者らが交流
「小児がん」――。子供が発症する、さまざまながんを総称する言葉です。今年4月、日本と韓国の小児がんの患者や家族、医療者などが集まる交流会が韓国・釜山で開かれました。情報や意見などを交換することが目的です。学びの場であることはもちろんですが、国や言葉が違っても、皆小児がんと向...
2016年6月7日読了時間: 7分
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《98》 健診結果はD、でも私には……
職場で実施されている、年に1度の定期健康診断。 労働安全衛生法等により義務づけられていることから、会社に勤めている人の定例行事です。 私の勤め先でも、その時期がやってきました。 実施形態は、だいたい下記の2パターンに分けられると思いますが、私の勤務先は例年後者です。...
2015年9月22日読了時間: 3分
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《95》 わたしの血管よ、あなたはどこ?
3月に風邪をひいて以降、体調の思わしくない日々がつづいています。 微熱が落ち着いたかと思えば、しばらくすると腰痛がひどくなりました。 それも治まり一安心していたら、次にやってきたのは、めまいです。 先週、突然のひどいめまいで起き上がれなくなったときのこと。...
2015年5月22日読了時間: 3分
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《92》 コルセットは身体の一部
慌ただしい年度末も終わり、新年度がはじまりました。 新しい生活を迎え、環境に変化のあった方も多いのではないでしょうか。 3月は、あっという間に過ぎ去った感があります。 私は寝込むに寝込めず、中途半端な風邪を3月いっぱい引きずっていました。...
2015年4月3日読了時間: 3分
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《91》 快適な丸坊主ライフ
髪の毛が抜けてしまうのも、化学療法による副作用の一つです。 前回は、脱毛という副作用をどう受け止めたかなど、髪が抜けるまでの出来事を書きました。 髪の毛を1万本数えちゃうなんて変わった子だと思われていそうですが、引き続き「脱毛」の話題です。...
2015年3月6日読了時間: 3分
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《90》 脱毛、いよいよ来たぞ
化学療法による副作用のひとつに「脱毛」があります。 抗がん剤治療による脱毛を語るうえで外せないのは、「坊主期間をどう過ごすか」ということでしょう。 髪の毛の「脱毛」を3段階に区切り、複数回にわけて当時をふり返ってみたいと思います。 ・抜けるまで ・抜けてから ・生えはじめ...
2015年2月25日読了時間: 4分
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《89》 抗がん剤で変わった髪質
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る――。 お正月が終わったかと思えば、2月も半ばを過ぎました。 3月もあっという間にやってくるのでしょう。 この時期は一段と時の流れを早く感じます。 先日、美容院で髪を切ってきました。 しばらく短いのが続いていたので肩にかかったくらいから、...
2015年2月17日読了時間: 3分
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《88》 婦人科受診で医師と私を仕切る“カーテン”
婦人科の診察で避けて通ることのできない「内診」。 医療行為とはいえ、抵抗を覚える女性も多いのではないでしょうか。 内診台に横たわると身体を仕切るように、医師と患者の間に“カーテン”を引かれることがあります。 おそらく、開放的な姿勢で医師と向かい合うことによる羞恥心に配慮して...
2015年2月13日読了時間: 3分
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《87》 「子宮頸がん」の疑い
がんの既往歴がある人は、治療が終わってからも、再発や転移の不安を常に抱えていることでしょう。 漠然とした不安を抱きながら日々を過ごすのは、つらいものです。 小児がん(ユーイング肉腫)を発症してから11年。 私は、それらの不安を持ったことはありませんでした。...
2015年2月4日読了時間: 3分
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《85》 仕事か、読書か、寝ているか
近所の図書館から本を6冊借りてきたのは、先週月曜日のことだ。 貸し出し期間である2週間を冊数で割ると、約2日で1冊を読むペースになる。 本を借りた目的は、ひとつ。 現実逃避のためにほかならない。 なぜ、そう思いたったかと言えば、“痛み”以外のなにものでもないだろう。...
2015年1月22日読了時間: 2分
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《81》 今年の“外来納め”
私は月に1度、かかりつけの大学病院を受診しています。 今年も残すところ、あと半月。 2014年の“外来納め”をしてきました。 大学病院では溢れんばかりの患者さんで、長い長い待ち時間が常態化しています。 複数の科を受診する際は、各科を効率よく回ることと、待ち時間を有意義に過ご...
2014年12月17日読了時間: 4分
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《75》 新しい相棒を得て、もう一度、前を向く
ベッド上で安静の入院を終えて退院した私は、ひきつづき自宅療養となりました。 安静時の痛みは治まったけれど、座ったときの痛みは相変わらず、つづいています。 まずは日常や仕事へ復帰するため、座れる時間を徐々に増やしていかなければなりません。...
2014年10月24日読了時間: 4分
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《74》 人の温かさを改めて感じた入院
ひさしぶりの入院は、小児がんの晩期合併症や、重粒子線治療の副作用とも言える、仙腸関節の骨折によるものです。 かかりつけの大学病院ではなく、系列病院のリハビリ科に入院しました。 初めての病院だけど、どこか懐かしい。とても不思議な感覚です。...
2014年10月7日読了時間: 3分
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《73》 激しい痛みの原因は「骨折」
久しぶりの入院です。 8月半ばからつづく腰痛の悪化に堪えかね、病院へ行ってきました。 精査の結果は、「ユーイング肉腫 重粒子線照射後の“骨折”」。 右仙腸関節が2カ所骨折していることがわかりました。 座っている時間が増えたことと、骨盤がもろくなっていることが原因で、絶対安静...
2014年9月25日読了時間: 3分
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《72》 つらい「ペインコントロール」
座っているとき、腰にかかる負荷は、立位の約1.5倍と言われています。 健康な人でも長く座っていたら腰が痛くなるように、その負荷は大変なものです。 私は、発病以来、常に腰痛を抱えています。 ずっと車いすに座っていることも腰痛を助長していますが、病気による後遺症で骨盤の骨が弱く...
2014年9月1日読了時間: 3分
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《70》 「当たり前な日々」の幸せ
平日の朝、布団から出るのをしぶっているところに、友人の訃報が入りました。 彼が患っていた病気は私と同じ、ユーイング肉腫です。 享年26歳。 度重なる再発・転移のために長い長い闘病生活を送った末、この世を去ってしまいました。...
2014年8月13日読了時間: 3分
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